推拿(スイナ)って?
●推拿とは
推拿とは、漢の時代から二千年以上の歴史を誇る中国伝統医学の養生法です。
現在も中国の病院では、コリや痛みはもとより体の不調全般にわたる治療や半身不随者のリハビリなどに用いられています。
近年では、東洋医学だけに留まらず西洋医学からも注目を受けています。
●施術はどんな事をするの?
施術方法は、治療の部位や症状によって様々な手技・手法を使います。
経筋の流れを意識した経絡療法と呼ばれるものです。
「推」は、”押す”
「拿」は、”掴んで揉む”
ポイントは、いかに適した方法で効率よくツボに力を伝え、本来持っている自己の治癒力を呼び覚まさせるか?ということにあります。
経絡・ツボをやさしく刺激し、自然治癒力を高め、全身の陰陽バランスを整えます。
●経絡とは
簡単に言えば「気」と言うエネルギーが流れる大小の脈(道筋)の総称です。
そして、「気」の発するポイントがいわゆるツボと言われるところです。
さまざまな力で経絡とツボを効果的に刺激し、痛みを取ると同時に内蔵の働きも調節し生理機能を回復させます。
体の外に与えられた心地よい刺激が、経絡という道を通って内臓器官にまで伝わり、自己の治癒力を呼び覚ますわけです。
●実際の動きは?
基本は5動作あり、それぞれ以下のような動きになります。
「按」−垂直に押す手法−
按は中国語で一点を垂直に押すと言った意味があります。肘などを使ってツボ を押します。初めは軽く徐々に力を入れて押す手法と 、最初から一定の力で押す手法があります。
「推」−水平に押す手法−
推はツボや痛点に手をあて、筋肉に沿って水平に押す手法です。これも手のひらや指の腹、肘などを使います。
「摩」−さする手法−
摩擦の摩です。さする、こするといった感じの手法です。手のひらや指の腹で、円を描くようにさすります。動きはスムーズに均等な力でマッサージします。お腹や目の周りなどに適した手法です。
「揉」−揉む手法−
これは小さな円を描くように揉む手法です。一定の力で規則正しくマッサージします。皮膚の表面ではなく、奥にあるツボに力が伝わるようにします。
「拿」−広い範囲をつかむ手法−
広い範囲をつかんで持ち上げるような手法です。肩こりのときにもみ方に似ていますが、拿は肩をつかんだ手をそのまま上方向に持ち上げ、つかんだ手を放します。







